
不動産業界の資格って色々あるけど何から受けたらいい?
この記事では、不動産業界で働きながら国家資格を4つ取得した私が、資格選びを迷っている方に向け丁寧に解説していきます。
このページを最後まで見ていただければ、不動産業界の全体像や、自分が受けるべき資格がわかるようになります。ぜひ読んでみてください。
不動産業界で取れる主な資格一覧
まずは代表的な資格を一覧で整理します。
| 資格名 | 難易度 | 合格率目安 | 勉強時間目安 | おすすめ度 | こんな人におすすめ |
| 賃貸不動産経営管理士 | ★★☆☆☆ | 約25〜30% | 100〜150時間 | ★★★★★ | 未経験/短期合格したい |
| 管理業務主任者 | ★★★☆☆ | 約18〜23% | 300時間前後 | ★★★★☆ | 管理会社勤務/実務に直結 |
| マンション管理士 | ★★★★☆ | 約8〜10% | 400〜500時間 | ★★★☆☆ | 専門性を高めたい/長期戦OK |
| 宅地建物取引士 | ★★★☆☆ | 約15〜17% | 300〜400時間 | ★★★★★ | 転職・年収UP重視 |
どの資格から取るべき?目的別おすすめルート
どの資格から取るか迷っているという方に向けて、目的別のおすすめルートを紹介します。
未経験・これから不動産業界を目指す人
不動産や法律系が初学者の方や、これから不動産業界を目指す方は、まず賃貸不動産経営管理士の取得をお勧めします。
理由は以下の通りです。
- 国家資格の中でも比較的難易度が低い
- 年々試験の難易度が上がっているので早めの受験がおすすめ
- これから需要増が見込まれており、将来性がある
賃貸不動産経営管理士は2021年に国家資格化されました。他の資格と比べると比較的新しい資格です。
また、今後賃貸住宅も増えていく中で需要も高まることが予想されています。
試験内容もだんだんと難しくなってきているので、早めに受けておくのがおすすめです。
賃貸不動産経営管理士の勉強方法についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
管理会社で働いている・働きたい人
マンション管理会社で働いている方や、これから働きたい方には管理業務主任者とマンション管理士がおすすめです。
特に管理業務主任者は管理受託契約に関する重要事項の説明などの独占業務や、事務所ごとに専任の管理業務主任者を設置する義務があるなど、特にマンション管理会社から需要の高い資格です。
マンション管理士は難易度は上がりますが、管理業務主任者と試験範囲も被っているところが多く、未取得なら同時受験してみるのもおすすめです。
マンション管理士は2022年から開始された「マンション管理計画認定制度」の影響により、需要が高まっており、将来性にも期待できるといえます。
管理業務主任者の勉強方法はこちら
マンション管理士の勉強方法はこちら
将来的に転職・年収アップを狙いたい人
不動産資格といえば宅建!という方も多いのではないでしょうか。毎年20万人以上の方が受験するほど人気の高い資格です。宅建は不動産取引の際の重要事項説明などの独占業務があり、事務所ごとに従業員の5人に1人以上の割合で専任の宅建士を置く事が義務付けられているなど、非常にニーズの高い資格といえます。
企業によっては宅建の資格手当が出ることも多く、不動産業界で働きたい方や、年収アップを狙いたい方などとって損はない資格です。
宅建の勉強方法はこちら
宅建を取得して転職したいという方はこちらの記事がおすすめ
ライフスタイル別おすすめ資格
つぎに、ライフスタイル別の目線でおすすめ資格を紹介します。
育休中・子育て中でも取りやすい不動産資格
育休中や小さい子どもがいる時期は、
・勉強時間が日によってバラバラ
・急に中断されることも多い
という状況になりがちです。
わたしも実体験からわかりますが「毎日2時間机に向かう」といった勉強方法はあまり現実的ではありません。
そのため、短期間・スキマ時間で全体像をつかみやすい資格が向いています。
わたしのおすすめは、賃貸不動産経営管理士です。
国家資格でありながら、比較的まだ難易度は低いですし、わたしも実際育休期間を利用して勉強し、資格取得することができました。
ただし、産後の体調やお子さんに関することなどいろいろな変化がある時期なので、自分にとって難易度が高いと感じる場合はこの時期に無理に狙わなくても大丈夫。
働きながら資格取得したい人
フルタイムで働きながら資格取得を目指す場合、働いて帰ってきたら疲れていて勉強する時間がなかなか取れないという方も多いのではないでしょうか。
わたしがおすすめするのは通勤中の勉強です!
- 徒歩の時間には耳学
- 電車の中で問題演習
など、スキマ時間に勉強しようと思えば意外とできるものです。実際私も管理業務主任者、宅建、マンション管理士はほぼ通勤時間の勉強時間でやりくりしていました。
勉強がなかなかひとりでは続かない…という方には通信講座も選択肢に入れてみてもいいかもしれません。
不動産資格は独学で取れる?通信講座は必要?
わたしが考える、独学に向いている人、通信講座を検討した方がいい人は下記の通りです。
独学が向いている人
- 毎日コツコツ続けられる
- YouTubeやテキストなどでわからないところを調べられる
- お金を節約したい
通信講座を検討した方がいい人
- 1人で勉強するのが不安
- わからないところを質問したい
- 短期間で合格したい
通信講座を検討される方はこちらのリンクの記事を参考にしてみてください。
不動産資格に関するよくある質問(FAQ)
Q.複数資格を同時に勉強してもいい?
A.はい。これまで紹介した4資格は試験範囲も重なっているところも多くあるため、複数資格を同時に勉強するのもOKです。ただし、全てが中途半端になってしまわないよう、本命の資格は1つ決めて、基本的にはその資格を中心に勉強するのがおすすめです。
Q資格を取ると転職に有利?
A.はい。資格を持っていると転職は有利になると思われます。特に宅建や管理業務主任者はその資格を持っている人しかできない業務がありますので、それらの資格を活かせる業種であればかなりになると思われます。
Q資格を取ると年収は上がる?
A.企業によりますが、資格手当がつく場合、1万円〜5万円/月くらいアップすることも。
年収アップを狙う方は求人に資格手当があるかを要チェックです。
まとめ|自分に合った資格から一歩踏み出そう
不動産業界の資格について解説しましたが、いきなり全部を取る必要はありません。
まず、自分に合う資格から少しずつ勉強を始めてみてください。わたしもはじめは不動産とは全く別の業界から転職してきて、右も左も分からない中、管理業務主任者の勉強をし、なんとか合格。気づけば宅建、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士など次々と合格することができました。
はじめの一歩が肝心です!








