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【宅建】どの科目から勉強するのが正解?初学者におすすめの勉強の順番

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こんにちは。すいと申します。

宅建試験って、試験範囲が広くてどこから手を付けていいかわからない!とう方もいるのではないでしょうか?

すい
すい

わたしも勉強を始めたばかりの頃は試験範囲のあまりの広さに

「なにから勉強したらいいんだろう」と悩んでいました。

この記事を読めば、宅建をどの順番で勉強すればよいかしっかり理解できるようになります。

勉強初期に全体の流れを知っておくことで効率的に勉強を進めることができますのでぜひ参考にしてくださいね。

宅建おすすめの勉強順~王道はこれ~

結論からお伝えします。宅建初学者の方におすすめの勉強順は以下の通りです。

①宅建業法→②法令上の制限→③権利関係→④税、その他、免除科目

この順番で学習を進めるのがおすすめです。

理由を解説します。

初めに宅建業法から勉強する理由

初学者で法律に関する知識がない方は宅建業法から学習し始めるのがおすすめです。

理由は「宅建業法がいちばんとっつきやすい」かつ試験で20問も出題されるからです。

宅建業法は、ほかの科目に比べて言い回しや内容が初学者でも理解しやすいことが多いため、テキストも問題集も学習が進めやすいです。

また、試験問題全50問のうち20問出題されます。

すい
すい

試験本番では17~18問以上正解できるようがんばりましょう。

近年では宅建業法も難問が増えていますので、すみずみまで理解するよう意識してください。そのために初期から勉強を進めておくのがおすすめです。

まず宅建業法からはじめ、「理解できる楽しさ」を感じて勉強のスタートを切りましょう。

2番目に法令上の制限を勉強する理由

宅建業法を一通り学習出来たら、つぎにおすすめなのが「法令上の制限」です。

法令上の制限を2番目に勉強する理由ですが、暗記すれば得点源になるからです。

配点はこのようになっています。

法律の名前配点
都市計画法2点
建築基準法2点
農地法1点
国土利用計画法1点
宅地造成等規制法1点
土地区画整理法1点
合計8点
法令上の制限の配点目安

年によっては他の法律と絡めて出題されることもありますが、全8問です。

都市計画法と建築基準法は範囲が広く覚えることも多いので、

試験日までまだ時間がある方は都市計画法から勉強するとよいと思います。

逆に試験まで時間がない!という方は農地法・国土利用計画法・宅地造成等規制法をしっかりと押さえたうえで都市計画法に取り掛かるとよいと思います。農地法・国土利用計画法・宅地造成等規制法は範囲がせまく、覚えることも少ないので、過去に出たところをしっかり押さえれば確実に3点取れます。

建築基準法ですが、範囲が広く覚えることも膨大です。わたしはテキストをながめ「覚えるの無理・・・」となり、ずっと後回しにしてきました。建築基準法で2点落としても他でカバーできるように仕上げようという気持ちで取り組んだほうが精神的にもラクでした。

建築基準法を捨てるのをおススメしているわけではないので、余裕のある方は勉強したほうがいいと思います!

3番目に権利関係を勉強する理由

宅建業法・法令上の制限がある程度知識が固まってきたら、次は権利関係に手を付け始めます。

権利関係は難問が多いので深入りしないほうがいいということをYouTubeでいろいろな方が発信されていたので、重要なポイントに絞って勉強を進めました。

特に重要な内容は「借地借家法」と「区分所有法」です。

あと民法の中でもよく出題される「意思表示」「抵当権」「賃貸借」「相続」は割と時間をかけて勉強してもいいところです。

他の、出るかどうかわからない範囲に関しては軽く押さえるくらいの気持ちであまり深入りしすぎないのが得策です。

4番目に税、その他、免除科目を勉強する理由

最後に税、その他、免除科目を持ってきました。

しかし、必ずしも最後まで残しておく必要はありません。

税、その他、免除科目は比較的簡単な問題が多いため他の受験者も正答率が高い科目です。

そのためここで失点しないように過去問を使ってしっかり解けるようにしましょう。

統計はYouTubeでさらっと勉強して1点取ることが可能です。

すい
すい

簡単な問題が多いので、ほかの科目の勉強の合間に計画を組み込んでおいてもよいと思います◎

まとめ

今回は、初学者におすすめの宅建試験の勉強順について解説しました。

必ずしもこの順番が正解ではないので、自分の得意科目がある場合はそこから固めて行ったり、ご自身で計画を考えることが大切です。

「なにから手を付けていいかわからない」という方は、今回ご紹介した順番で勉強を進めればほぼ間違いはないと思います。

ただし、勉強は繰り返し行うことが重要です。

宅建業法が終わったから次は法令上の制限だと言って、法令上の制限にすべての勉強時間をさき、宅建業法をまったく勉強しなくなることはNGです・・・!

すい
すい

いままで知識を積み重ねてきた範囲は、試験直前まで繰り返し学習しましょう。

せっかく勉強したことも、期間が空いてしまうとどんどん忘れてしまいます。

前に勉強した範囲と新しく勉強する範囲を同時進行で勉強していくイメージです。「同時に勉強するなんて、時間がないよ!」という声が聞こえてきそうですが、大丈夫です。一度知識を固めてから次の科目にいけば、理解スピードも上がっているので初めの勉強ほど時間はかからないです。

以上のことを頭にいれつつ、勉強のスケジュールを立てていくとよいと思います。勉強スケジュールは3日~1週間くらいの単位でざっくり立てると微調整しながら進めるのでおすすめです。

みなさまの学習がうまくいきますように。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

最後まで見ていただきありがとうございました!

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